尻手すきっぷ保育園
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2021年3月26日

ひよこぐみ3月

早いものであっという間に一年が過ぎました。
思い返せば初めはひよこぐみは3人のお友達でした。
そして、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響もあって中々全員が揃うことも難しい日々でした。
きっと保護者の方も初めての経験で見えない敵との日々は不安でいっぱいだったことと思います。
私達もどう子どもたちを守っていけばいいのか、
様々な制約の中でどうしたら日々楽しく過ごせるのかを模索した一年でした。

子どもたちにとっては初めての集団生活。
初めての人と初めての場所・・・
ただでさえ不安を感じやすい環境の中で少しでも安心できるよう、担任同士で小さな発見を共有しながら
保育園生活に慣れていけるよう努めました。

「〇〇ちゃんはこの体勢が落ち着いて眠れるみたい」
「この歌が好きで歌うと泣き止むよ」


そういった様子を保護者の方へお伝えすると、今度はご家庭での様子を教えてくださり、
連絡ノートのやり取りがまるで交換ノートのようにお父さんお母さんと私たちをつないでくれました。

面白かったこと
困ったこと
嬉しかったこと

そういったやり取りを通して一緒に子どもたちの成長に携われたことを嬉しく思います。
それでは、この一年間を振り返ってみたいと思います。

入所当初






( はる ? )

この時はうつ伏せやまだ歩き始めでした。今ではあんなにすたすたと歩いていますが、
写真を見るとこんな頃があったんだなぁと懐かしくなります。

初めは涙することもありましたが、段々と私達のことがわかってきて、
朝の受け渡し時に手を出して自分から来てくれるようになった時は本当に嬉しかったです。





疲れてバギーの中で頭を寄せて眠っている姿がなんとも可愛かったです。






( なつ ? )

テラスに蚊帳を設置して水遊びを行ったり、お部屋の中でも氷を使った感触遊びを楽しみました。
冷たくて気持ちが良くて、おしまいと伝えても中々氷を離さなかった子ども達。
指先も器用に動かせるようになってくると、新聞遊びをしたりシール貼りもしました。
絵の具を使ったフィンガーペインティングは初めは独特の感触に不思議そうに指先で触っていた子も、
慣れてくると遊び方もダイナミックに!手の平全体を使って描いていました。











( あき ? )

活発になってきて、巧技台の滑り台もお手の物。
初めはうつぶせになって足から滑っていた子ども達もお腹の力がついてきて、
徐々に座った体勢で滑ることができるようになってきました。



お友達の存在も意識するようになってきて誰かが楽しそうにしていると、
自然と集まってきてみんなで同じ遊びをしていました。




この頃からりす組さんの影響を受けて、お人形を可愛がる姿が見られるようになってきました。
おんぶや抱っこや寝かしつけと小さなお父さん・お母さんが登場です。



お茶を飲むのもこんなに上手になりました。






( ふゆ ⛄ )

南河原公園では色鮮やかな落ち葉が最高のおもちゃ♪
フカフカで気持ちが良いのでつい寝そべってみたり、みんなで葉っぱを集めて
保育士の掛け声に合わせて葉っぱを散らして遊びました。







歩行も安定した頃からゆっくり一対一で歩きだしました。
バギーから見える世界とはまた違って子ども達の目線では色々な物が見つかります。
予定より遅くなっての帰園ということもありましたが、子ども達の発見に共感し
言葉に優しく応える事で子ども達の大好きな時間へとつなげていけたように感じます。



食事も手づかみ食べやスプーンやフォークを使って上手に食べられるようになってきました。
給食やおやつの歌も保育士の仕草を可愛く真似して一緒に口ずさんでいます。




みんなでテラスで食べたおやつもいつもと違った雰囲気で楽しかったです。



桜が満開になるころ子どもたちはりす組ですね。



繰り返しとなりますが、本当にあっという間の一年間でした。
乳児期の大切な一年間を私たちに託して頂き、また日々の保育にも沢山の協力ありがとうございました。
小さな子どもたちが毎日できる事が増えていく過程を見守っていく中で、多くの感動と喜びを貰いました。
これからも子どもたちの健やかな成長を願っています。





 
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