policy 保育方針

一人ひとりの育つ力に“働きかけ”、
“信じる”“待つ”ことで
開花させる保育

大人の指示がないと動けない受け身な子どもではなく、自分の考えを発言し自ら動ける意欲溢れる子どもに育って欲しい。
その目的を達成するための方法(手段)として“見守る”保育に取り組んでいます。
それぞれの個性を尊重し、焦ることなく子どもたちが自ら望むタイミングで様々な形の花を咲かせる。
そのために保育者は土となり必要な栄養を与え、時には水や光を注ぐ、そんな存在であって欲しいと考えます。

大人の指示がないと動けない 受け身な子どもではなく、自分の考えを発言し自ら動ける意欲溢れる子どもに育って欲しい。その目的を達成するための方法(手段)として“見守る”保育に取り組んでいます。

それぞれの個性を尊重し、焦ることなく子どもたちが自ら望むタイミングで様々な形の花を咲かせる。そのために保育者は土となり必要な栄養を与え、時には水や光を注ぐ、そんな存在であって欲しいと考えます。

見守る保育フロー 観察 子どもたち一人ひとりを観察し、発達を見極めます 適切な“働きかけ”を行う 子どもたちそれぞれの個性を尊重し、適切な“働きかけ”を行います。子どもが自ら考え動いている→信じて待つ→子どもが動けず困っている→適切な援助 見守る保育フロー 観察 子どもたち一人ひとりを観察し、発達を見極めます 適切な“働きかけ”を行う 子どもたちそれぞれの個性を尊重し、適切な“働きかけ”を行います。子どもが自ら考え動いている→信じて待つ→子どもが動けず困っている→適切な援助

観察と適切な“働きかけ”で
子どもたちの自主性を育みます。

自主性や主体性は直接的に身に付けられる、または引き出せるようなものではなく、子どもたちが様々な経験から『自信』を蓄積していくことで初めて発揮されてくるものと考えています。

たくさんの自信を蓄積していくために、まずは子どもたちが安心して穏やかに生活ができる環境を物的・人的に整えることが必要です。その上で、保育者は子どもが自信を得られるような働きかけを行っていきます。

自主性や主体性の発揮 自信の蓄積 安心して生活できる環境

「自己肯定感」「満足感」
「達成感」
が子どもたちの
自信につながる。

子どもたちは 「自己肯定感」「満足感」「達成感」を獲得できるような働きかけによって少しずつ自信を得ていくと考えます。そしてそれが自主性や主体性につながるものだと考えます。保育の中で子どもたちがこの3つを多く獲得できるような関わりや働きかけを保育者が意識することで、子どもたちが自信を蓄積していき、それぞれのタイミングで自主性や主体性を発揮していくことを見守ります。

子どもたち一人ひとりの意思を尊重しながら、こういった働きかけを積み重ねていくことで、自主性や主体性を持った意欲溢れる子どもに育ってほしいと願っています。

達成感 自ら判断、行動し失敗を多く経験したものほど大きなやりがいを得られる 自己肯定感 溢れんばかりの愛情を注ぎありのままの自分でいいんだという感情をはぐくむ 満足感 自らの欲求が満たされることで望み努力すれば叶うことを理解周囲を信じ、自分を信じられるようになる

CASE STUDY 保育方針の実践例

一人ひとりのタイミングを大切に

泥が苦手なお子さんがいました。その子が好きなもので遊べる環境を整えながら、楽しく遊ぶ姿を見せ、気になっている姿があったらさりげなく触れられるようにしているうちに、自ら足に泥をつけて遊び始めました。その子のタイミングを奪わないこと、逃さないことを大切にしています。

一人ひとりのタイミングで

排泄の自立は、身体の機能と心の準備ができてからだと考えています。無理に自立させるのではなく、お子さんの様子に合わせて、ご家庭と協力しながら援助しています。

甘えたい気持ちを
とことん受け止める

甘えたいとき、悲しい時にはその時その子の気持ちを十分に受けとめ、自らの意思で次へ向かえるように援助することを大切にしています。

食事は大好きな人と
楽しく過ごす時間

「夏に育つ野菜があるんだけど、知ってる?」と保育士が問いかけ、育てたい野菜を子どもたちと考えました。苦手なものを無理強いするのではなく、栽培やクッキング、食育を通して「食べてみよう。」と思える取り組み、環境を考えています。
保育士の
視点

信じて待つ保育というのは、前提として子どものことをよく理解している必要があると思います。
その子どもの発達状況や過去の傾向、同僚の保育士からの情報や自身の経験などをもとに、手伝いや助言が必要かどうか、タイミングはどうするか、あるいはそっと見守るのが良いのか、その場その場で判断し対応しています。
そこの見極めについては、保育士の技量やチームワークが大きく問われるところだと、常に意識しています。

保育士の
視点
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