PHILOSOPHY 保育理念

地域と手を取り合い、子ども一人ひとりを
暖かな眼差しで見守り育てていける
保育環境をつくります。

すきっぷ保育園の保育理念は4つの柱からできています。
職員一人ひとりがこれらの実践を意識しながら保育に取り組んでいます。

すきっぷ保育園の保育理念は
4つの柱からできています。
職員一人ひとりがこれらの実践を
意識しながら保育に取り組んでいます。

地域と手を取り合う

地域のイベント・行事に参加したり、近隣の学校・会社・店舗・介護施設などへの訪問を通じて地域の方々にすきっぷ保育園を知ってもらい、地域全体で子どもを見守る環境づくりに努めています。

子ども一人ひとりを
大切にする

子ども一人ひとりの意思を尊重し、子どもたちが満足感や達成感を得られるような丁寧な関わりを大切にしています。そのために、職員間で子どもの発達状況など情報共有したり、園やクラス全体で保育の考えを一致させ、職員同士で保育の協力を得られやすい体制づくりを行っています。

暖かな眼差しで見守る

子どもの自ら育つ力を信じ、適切な働きかけを行った上で子どもの行動を待ちます。子どもが自ら考え動いているときは、大人は先回りせず見守り、子どもに任せる保育を行っています。

保育環境をつくる

今ある環境下で最適な保育環境の設定を常に心がけます。それは、机やイスの配置、壁や廊下の掲示物、園庭の遊具といった目に見えるものだけでなく、子どもへの働きかけのタイミング、子どもの育つ力を信じきる気持ち、職員同士の連携といった目に見えないものまで含まれます。

CASE STUDY 保育理念の実践例

地域と手を取り合う

地域の方と共に

地域のお祭りに子どもたちが参加したり、地域の方と職員が近隣の掃除をしています。散歩では、挨拶を交わし、子どもたちが地域の中でも安心して過ごせるようにしています。

日頃お世話になっている
近隣施設へ訪問

近隣の会社や交番、消防署などに訪問し、子どもたちが創った作品をプレゼントしています。日ごろの感謝の気持ちを伝え、地域の方々と交流する場を設けています。

地域の安全に関する情報収集

地域の方にご協力いただいて避難訓練を実施したり、安全に関する情報共有をしながら、安心・安全な散歩コースの検討を行っています。

イベントを開催し園を開放

大学生によるコンサートやベビーマッサージ、運動会などのイベントに近隣の方々を招待したり、園庭開放も行っています。
保育士の
視点

地域の方々と接点を持ち交流を深めることは、すきっぷ保育園の存在や理念を知ってもらうためにも、欠かせないことです。
交流を通じて協力関係が深まれば、困ったときはお互いに助け合える関係が築け、子どもたちの安全な日常が確保されていくのだと思います。
また、保育園や子どもたちのことを地域の方に知ってもらうことで、いろんな方に愛されているんだという感覚が子どもたちに芽生えれば、より豊かな園生活を送ることができると考えています。

保育士の
視点

子ども一人ひとりを
大切にする

遊びが満足してから次の行動へ

その子の遊びが終わりそうなタイミングをみて着替えに誘うと、「まだ〇〇したい!」と教えてくれたので、「そっか、じゃあ、〇〇がおわったら来てね。」と返事をして待っていると、遊びに満足したところで自ら着替えに来てくれました。
遊びの中で子どもたちは多くのことを学んでいます。その遊びが満足できるように見守ったり、見通しを持てる声かけを大切にしています。

子どもに触れるときは
子どもの同意を得てから

抱っこするとき、鼻水をティッシュで拭くときなど、「抱っこするよ」「お鼻拭くね」とひと声添えることで見通しをもってもらい、保育者の働きかけを受けいれてもらってから子どもの体に触れるようにしています。

一人ひとり満たされるまで
丁寧に向き合う

子どもに絵本を読んでいると、他の子が「せんせい、よんで」と絵本を持ってきてくれました。「今〇〇ちゃんに絵本を読んでいるから、待っててくれるかな。」と伝え、終わったら、「お待たせ。待っててくれてありがとう。」と一人ひとりが満たされるように向き合うことを大切にしています。

一人ひとりの"今"を
ありのまま受け止める

普段は一人で靴下を履くことができる子が、「できない!」と泣いていました。「そっか。今日はできなかったんだね。手伝っていい?」と気持ちを受け止め、履くのを手伝うなど必要な援助をしています。
保育士の
視点
保育士の
視点

どんなに小さな子どもでも、一人の人間として人格や意思は尊重される必要があります。
だから、子どもの話や心の声に耳を傾け、何か子どもにしてあげる時はなるべくひと言添えることを徹底しています。
また状況によっては子どもに待ってもらい、1人ずつじっくりと向き合う時間を大切にしています。
そうすることで「先生は見てくれている」という満足感が生まれ、気持ちの安定に繋がります。

暖かな眼差しで見守る

子どもたちの力を信じて見守る

子ども同士で言い合っている姿があった際、その時の様子によってはすぐに保育者が仲立ちするのではなく、フォローできる距離から見守ります。大人が解決するのではなく、子ども同士が納得できること、納得できなかった時の解決方法を見つける過程を支えることを大切にしています。

子どもの小さな"挑戦"は尊い

子どもが「やってみたい」と表現してくれたときは、できる限り見守るようにしています。思いを受け止めてもらえたこと、挑戦できたこと、成功できたこと、失敗できたこと、その経験が学びや次への意欲へつながると考えています。

「自分でできた!」喜びに共感

子どもの「自分でやりたい!」気持ちを尊重し、うまくできなくてもその子が納得するまで見守ったり、その子に合わせてさりげなく援助をしたり、今日のその子の姿によって見守り方を考えます。「できた!」を経験できるような時間の確保、保育士の連携を大切にしています。

子どもの世界観を大切に

子どもたちは、大人では想像つかないところで真剣だったり、遊びだったりします。そんな世界を壊さないように、でもその世界が知りたくて、時々お邪魔しながら、子どもの世界を見守っています。
保育士の
視点

見守るというのは短期的なものと長期的なもの2種類あると思っています。
短期的というのは、いま手を差し伸べずに見守ることで子ども自身の力でやり遂げられた経験・成功体験を積むことができるというもの。
そしてもう1つは「大丈夫、いつかできるようになるよ」と大らかな気持ちで寄り添い、今うまくいかないことをありのまま受け止めてあげることで、子どもは最終的に自分の望むタイミングで、様々なことができるようになっていくというもの。
保育をしていると、頻繁にこの2種類の見守りを行っていると感じます。

保育士の
視点

保育環境をつくる

子どもの発想を活かして

車を壁に走らせて遊んでいる子どもがいました。そこで、道路のイラストがデザインされているマスキングテープを壁に貼ってみると、大人気のコースとなりました。遊びの環境は、子どもたちの姿に合わせて設定していきます。

遊びを豊かに

電車が好きな子どもが新幹線の玩具を手に「先生、一緒に1番線に行こうよ」と誘ってくれました。子どもの後ろをついていき、「1番線に新大阪行きのぞみがとまります」と駅のアナウンスをすると子どもは大喜び。ほかの子も電車をもって合流していました。
大人も一緒に遊ぶことで、遊びの世界が広がるきっかけ作りを大切にしています。

鉄棒をもっと楽しんでもらうために

鉄棒をより楽しんでもらうため、様々な鉄棒技のイラストをまとめたカードを作成しました。できた技にはシールを貼ることで達成感を感じ、次の技に挑戦する意欲につながっていました。
子どもたちの意欲を引き出せるよう、工夫しています。

一人ひとりに合った
環境作りを目指して

その子にとって今必要な援助とは何か、互いの視点や考えを尊重しながら意見交換し、園全体で協力し合える園作りを大切にしています。
保育士の
視点
保育士の
視点

遊びひとつとっても保育者の関わり方、与える環境によってその後の発展に大きな違いが生まれます。
だからこそ保育者も主体的に楽しんでほしい。遊びを工夫したり、アイディアを出したり、時には離れて見守ってみたり、子どもの誘いに乗ってみたりして、「楽しかったね!」と共感して心が通じ合う経験を重ねていきたいと思います。

pagetop